IKコードは,外部の有害な機械的衝撃に対して保護装置が提供する保護の度合いを示すコードシステムである.IEC62262規格では,異なるIKコードに対応する衝撃エネルギーを定義しています.一般に,保護程度は,保護箱全体に適用されます.保護箱の一部が異なる保護レベルを有する場合,後者は別々に示されます.
IK00 | IK01 | IK02 | IK03 | IK04 | IK05 | IK06 | IK07 | IK08 | IK09 | IK10 | IK11 |
0 | 0.14J | 0.2J | 0.35J | 0.5J | 0.7J | 1J | 2J | 5J | 10J | 20J | 50J |
IK00 - 保護がない
IK01 - 0.14J の衝撃力に耐えられる (表面に 56mm の高さから落ちる 0.25KG の重さの物体の衝撃に相当する)
IK02 - 0.2J の衝撃力 (80mm の高さから地面に落下する 0.25KG の重さの物体の衝撃に相当する) に耐える
IK03 - 0.35J の衝撃力 (表面に140mm の高さから落ちる0.2KG の重さの物体の衝撃に相当する) に耐える
IK04 - 0.5Jの衝撃力 (表面に200mmの高さから落ちる0.25KGの物体の衝撃に相当する) に耐える
IK05 - 0.7J の衝撃力 (表面に280mm の高さから落ちる0.25KG の重さの物体の衝撃に相当する) に耐える
IK06 - 1J の衝撃力 (表面に400mm の高さから落ちる0.25KG の重さの物体の衝撃に相当する) に耐える
IK07 - 2J の衝撃力 (表面に400mm の高さから落下する 0.5KG の物体の衝撃に相当する) に耐える
IK08 - 5Jの衝撃力 (表面に300mmの高さから落ちる重さ1.7kgの物体の衝撃に相当する)
IK09 - 10J の衝撃力 (表面に200mm の高さから落ちる5kg の重さの物体の衝撃に相当する) に耐える
IK10 - 20Jの衝撃力 (表面に400mmの高さから落ちる5kgの物体の衝撃に相当する)
IK11 - 50Jの衝撃力 (500mmの高さから地面に落ちる10kgの重さの物体の衝撃に相当する)
機械的衝撃に対する保護を検証するために,IEC60068-2-75規格に記載された試験装置を試験に使用しなければならない.IEC60068-2-75規格には,3種類のハンマーが記載されている.
テスト Eha: 振り子ハンマー,0.14J (IK01) から50J (IK111) の重さに適用できます.
試験 Ehb: スプリングハンマー 2J 以下の重度 (IK01 から IK07) に適用できます
試験 Ehc:垂直ハンマー 2J 以上 (IK07 から IK11) の重度に適用できます
また,IEC60068-2-75規格の付録Cは,正しい試験装置を選択するためのガイドラインをユーザーに提供しています.試験装置の選択は,試験対象表面の向きとエネルギーレベルに依存する.. すべての方法がすべての場合で使用できるわけではありません. 振り子ハンマーが垂直表面にしか使用できないことは明らかです.同様に,垂直ハンマーは,通常,アクセス可能な水平表面のみに使用することができます試料を動かすことも回すこともできない場合,選択肢は限られている.スプリングハンマーの利点は,任意の位置で使用できるということです.正しく適用するには十分なスペースがある場合高いエネルギーレベルでは,スプリングハンマーを操作するのは非常に困難で,操作者にとって危険です.
ペゴには IK テストのための完全なソリューションがあり,テストされるデバイスの高さに応じて機器をカスタマイズできます.
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